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テンプテーション【完結】
第2章 自覚する想い
中をいじられて気持ちがいいというのがだんだんと分かってきた。
三本に増やされ、中で指を広げられたり、指を曲げて指先で優しく擦られたりして、気持ちがいいけどだんだんと物足りなくなってきた。
私の中にほしいという気持ちがわき出てきて、貴博さんの腕にしがみついた。
「痛い?」
「ち……が、う」
自分の瞳がすごく潤んでいるという自覚はあったけど、それが貴博さんにどう影響を与えるのかなんて経験値の低い私に分かるわけなく。
「ほ……しい、の」
初めてなのに、身体は貴博さんをすごくほしがっていた。その意味するところは深く考えられなくて、思ったことを口にした。
「真白……いいのか?」
「いいのかって、こんだけ私を乱れさせておいて、ひどい」
最初は痛いのかもしれないけど、その痛いのは貴博さんに与えてほしい。
「私の身体に貴博を刻んで」
「────っ!」
貴博さんはギラリと瞳を光らせて、私の中から指を抜き、服を乱暴に脱いだ。貴博さんは着やせするタイプなのか、思ったよりもがっちりした身体をしていた。抱きしめられたときの感触を思い出し、恥ずかしくなった。
貴博さんは枕元に手を伸ばし、箱を手にした。それがなにか、経験がなくても分かっていた。コンドームが入っている箱の包装を破り、中からとりだして装着したようだった。
「真白、痛かったら遠慮しないで俺にしがみつけ」
「……うん」
そういって私の股を開き、身体を滑り込ませてくるとさんざん舐められた場所に熱い高ぶりがあてがわれた。何度か擦りつけられ、そこが思っている以上に濡れているのが分かった。
貴博さんは解すように慎重に腰を進めてきた。先が入ったところで指とは比べものにならないほどの異物感があったけど、痛みはまだない。
進んだり引いたりとゆっくりだったけど、確実に中に入ってきているのが分かった。
「半分、入った。痛くない?」
「うん、まだ大丈夫」
違和感があるけど、まだ痛くない。
ゆっくりと進められていたけれど、かなり奥に近づいてきた辺りで痛みが襲ってきた。貴博さんの背中に腕を回し、痛みを逃す。
「痛い?」
「ちょ……っと」
「もう少しだから」
三本に増やされ、中で指を広げられたり、指を曲げて指先で優しく擦られたりして、気持ちがいいけどだんだんと物足りなくなってきた。
私の中にほしいという気持ちがわき出てきて、貴博さんの腕にしがみついた。
「痛い?」
「ち……が、う」
自分の瞳がすごく潤んでいるという自覚はあったけど、それが貴博さんにどう影響を与えるのかなんて経験値の低い私に分かるわけなく。
「ほ……しい、の」
初めてなのに、身体は貴博さんをすごくほしがっていた。その意味するところは深く考えられなくて、思ったことを口にした。
「真白……いいのか?」
「いいのかって、こんだけ私を乱れさせておいて、ひどい」
最初は痛いのかもしれないけど、その痛いのは貴博さんに与えてほしい。
「私の身体に貴博を刻んで」
「────っ!」
貴博さんはギラリと瞳を光らせて、私の中から指を抜き、服を乱暴に脱いだ。貴博さんは着やせするタイプなのか、思ったよりもがっちりした身体をしていた。抱きしめられたときの感触を思い出し、恥ずかしくなった。
貴博さんは枕元に手を伸ばし、箱を手にした。それがなにか、経験がなくても分かっていた。コンドームが入っている箱の包装を破り、中からとりだして装着したようだった。
「真白、痛かったら遠慮しないで俺にしがみつけ」
「……うん」
そういって私の股を開き、身体を滑り込ませてくるとさんざん舐められた場所に熱い高ぶりがあてがわれた。何度か擦りつけられ、そこが思っている以上に濡れているのが分かった。
貴博さんは解すように慎重に腰を進めてきた。先が入ったところで指とは比べものにならないほどの異物感があったけど、痛みはまだない。
進んだり引いたりとゆっくりだったけど、確実に中に入ってきているのが分かった。
「半分、入った。痛くない?」
「うん、まだ大丈夫」
違和感があるけど、まだ痛くない。
ゆっくりと進められていたけれど、かなり奥に近づいてきた辺りで痛みが襲ってきた。貴博さんの背中に腕を回し、痛みを逃す。
「痛い?」
「ちょ……っと」
「もう少しだから」