この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
テンプテーション【完結】
第2章 自覚する想い
すっきりして服を着てから脱衣所から出ると、貴博さんはソファに座ってぼんやりしていた。
ここからだと横顔がよく見えて、やっぱりかっこいいなと思っていると、私が出てきたことに気がついて、立ち上がった。
「ちょっと遅くなったけど、今日はどうする? 俺としては泊まって行ってくれると嬉しいけど、なにも準備がないから真白は嫌?」
その聞き方ってずるいと思う。
「名残惜しいですけど、帰ります」
「ん、素直でよろしい」
ちょっと上から目線だったけど、そういったときの笑顔がかわいかったから許してあげよう。って私も上から目線だ。
「送って行くよ」
貴博さんはそういうと私の手を取った。
「確認しないんですね」
そう聞くと、貴博さんは面白そうに笑った。
「真白は確認を取ったら駄目って言うのが分かったから、しないことにした」
よく分かっていらっしゃる。
ここからだと横顔がよく見えて、やっぱりかっこいいなと思っていると、私が出てきたことに気がついて、立ち上がった。
「ちょっと遅くなったけど、今日はどうする? 俺としては泊まって行ってくれると嬉しいけど、なにも準備がないから真白は嫌?」
その聞き方ってずるいと思う。
「名残惜しいですけど、帰ります」
「ん、素直でよろしい」
ちょっと上から目線だったけど、そういったときの笑顔がかわいかったから許してあげよう。って私も上から目線だ。
「送って行くよ」
貴博さんはそういうと私の手を取った。
「確認しないんですね」
そう聞くと、貴博さんは面白そうに笑った。
「真白は確認を取ったら駄目って言うのが分かったから、しないことにした」
よく分かっていらっしゃる。