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偽りのレンズに写された少女
第1章 モデル募集
俺に続いて、彼女もプレハブ小屋の中に入る。俺は小屋の蛍光灯のスイッチを入れた。
小屋の中には、公園で使われているであろう、スコップやカラーコーン、ロープ等が置いてあり、それらを整理する金属製の棚や、木製の古びた机なども置いてある。恐らく、公園の管理用のプレハブ小屋なのだろうが、あまり頻繁に使われている様子はなく、埃を被っているような遊具もいくつもあった。
「ここ、俺の撮影用のプレハブなんだけど。公園が近いから、公園を管理している人から、公園の物を置かせてくれって言われて……。だからだいぶ散らかっててごめんね」
「あぁ、そうなんですかぁ。いえ、全然大丈夫です」
彼女はプレハブ小屋の中を興味深そうに見回しながら答える。
プレハブ小屋は、横長で4-5坪はあるだろうか。いろいろな道具を置くための物という事もあって、そこそこ広い。そして、何日か前にここを見つけた時に、邪魔な物を一箇所に寄せておいたので、小屋の中にはある程度のスペースが広がっていて、そこには青い運動用のマットと小さなピンク色のクッションを置いておいた。
小屋の中には、公園で使われているであろう、スコップやカラーコーン、ロープ等が置いてあり、それらを整理する金属製の棚や、木製の古びた机なども置いてある。恐らく、公園の管理用のプレハブ小屋なのだろうが、あまり頻繁に使われている様子はなく、埃を被っているような遊具もいくつもあった。
「ここ、俺の撮影用のプレハブなんだけど。公園が近いから、公園を管理している人から、公園の物を置かせてくれって言われて……。だからだいぶ散らかっててごめんね」
「あぁ、そうなんですかぁ。いえ、全然大丈夫です」
彼女はプレハブ小屋の中を興味深そうに見回しながら答える。
プレハブ小屋は、横長で4-5坪はあるだろうか。いろいろな道具を置くための物という事もあって、そこそこ広い。そして、何日か前にここを見つけた時に、邪魔な物を一箇所に寄せておいたので、小屋の中にはある程度のスペースが広がっていて、そこには青い運動用のマットと小さなピンク色のクッションを置いておいた。