この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
偽りのレンズに写された少女
第1章 モデル募集
「学校とかでは、いつもどんな事してるの? えっと、何年生だっけ。高校2年生?」

「はい、高2です。んー、学校では本を読んだりとか」


「へぇ、読書か。運動は得意なほう?」

「どちらかというと苦手ですね」


「今日はべつに運動とかはする必要はないけど」

「あはは、そうですよね」

話すごとに、少しずつ美月の表情が和らいでいく。緊張が解けてきたのだろう。見た感じからも思っていたが、やはり美月はどちらかというと寡黙で大人しい子だ。それなのに、こんなバイトの応募してくるなんていうのは、ちょっと意外だった。



「今日はカメラ撮影のモデルをお願いしたんだけど。美月ちゃんはモデルさんの経験あるのかな?」

「いや……こんなの初めてです」

またちょっと緊張したような表情を浮かべ答える美月。



「そうなんだ。どうして応募しようと思ったの?」

「ちょっとお金が……家のほうが色々と大変で。うち母子家庭なんで」


「あぁ、そうなのか。それで短時間で稼げるバイトをしたかったんだね」

「はい。勉強のほうも大変なので。それに、高校はバイト禁止だから、こういうのじゃないと……」


「そっか、バレたら困るもんね?」

「……はい」

俺は持ってきたバッグからカメラを取り出しつつ会話を続ける。

/43ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ