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忘れられる、キスを
第14章 無意識
このまま先輩が食べ切るまで気づかなければ良かった。
そう思っても、もう遅い。
先輩が小さな口でホットドッグにかぶりつきながら、俺の方をほんの少し上目遣いで見上げる。
たったそれだけ、なのに、ものすごく性的。
ホットドッグはもう、男のそれにしか見えなくなっていた。
小さな口の中にホットドッグが入るたびに、俺はゾクゾクとした興奮を覚えた。
えっちゃん先輩に咥えられたら…
ああ、でも、先輩が苦しいかな…
脳裏に俺のモノを咥え、奉仕する先輩が浮かぶ。
そそり立つ俺を、先輩はおずおずと、けれど優しく慰めてくれる。
限界まで膨れ上がった俺は、先輩の中へと入りこみ、めちゃくちゃにして、その欲を吐き出す…
「……くん?星くん!」
名前を呼ばれて、はっと我に返る。
先輩は不思議そうな顔でこちらを見ている。
「ケチャップ、口のとこ付いてるよ」
そう言ってすっと手が伸びてきた。
紙ナプキンで口元が拭われる。
な、なに…
これってなんか…
途端に顔が熱くなるのを感じた。
ウブな中学生のようで情けない。
「ボーッとして、どうしたの?考えごと?」
俺が何を考えていたか、知る由もない先輩は、また一口、ホットドッグをかじる。
あー…ほんとにやめて…
無意識でエロいとか、反則。
こんな些細なことで、こんなにも興奮を感じるなんて…
俺やっぱり、変態なのか、な。
そう思っても、もう遅い。
先輩が小さな口でホットドッグにかぶりつきながら、俺の方をほんの少し上目遣いで見上げる。
たったそれだけ、なのに、ものすごく性的。
ホットドッグはもう、男のそれにしか見えなくなっていた。
小さな口の中にホットドッグが入るたびに、俺はゾクゾクとした興奮を覚えた。
えっちゃん先輩に咥えられたら…
ああ、でも、先輩が苦しいかな…
脳裏に俺のモノを咥え、奉仕する先輩が浮かぶ。
そそり立つ俺を、先輩はおずおずと、けれど優しく慰めてくれる。
限界まで膨れ上がった俺は、先輩の中へと入りこみ、めちゃくちゃにして、その欲を吐き出す…
「……くん?星くん!」
名前を呼ばれて、はっと我に返る。
先輩は不思議そうな顔でこちらを見ている。
「ケチャップ、口のとこ付いてるよ」
そう言ってすっと手が伸びてきた。
紙ナプキンで口元が拭われる。
な、なに…
これってなんか…
途端に顔が熱くなるのを感じた。
ウブな中学生のようで情けない。
「ボーッとして、どうしたの?考えごと?」
俺が何を考えていたか、知る由もない先輩は、また一口、ホットドッグをかじる。
あー…ほんとにやめて…
無意識でエロいとか、反則。
こんな些細なことで、こんなにも興奮を感じるなんて…
俺やっぱり、変態なのか、な。