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第25章 お喋り

「ん、りょーかい」

星くんは、私の額にちゅっとキスをした。
はだけた胸元から、するりと細い指が入り込んでくる。
つんと尖った左胸の先に、人差し指が触れた。

「あん…」

先程より強く、甘い刺激に、我慢できずに声が零れる。
人差し指と中指で尖端をきゅっと挟まれた。

「ひゃ…あ…」

くりくりと捏ねるように、指で転がされる。
堪らず、星くんの首に、ぎゅっとしがみついてしまった。

「ん…そういうの、反則…」

星くんの左手が、小さい子にするように、私の頭を撫でる。
髪に触れられるだけで、心地良い。
こんな状況なのに、寝そうになってしまうほどだ。

「寝ないでよ、先輩」

襲うよ、と星くんが鎖骨の下あたりに紅く痕を付ける。
そのまま、唇が身体をなぞるように下に降り、胸の尖端を口に含んだ。

「ああ…っ…や…」

柔らかな舌が、敏感な其処を嬲る。
強弱をつけて弄られると、あられもない声が零れてしまう。

「ほしく…う……あ…」
「そんな声出されると…ますます我慢できない」

いつの間にか、パジャマのズボンに手がかけられ、するりと脱がされてしまった。
今日は、水色、と楽しそうな声が聞こえる。

「お尻もすべすべ…」

背中から、お尻の方へ手を滑らせた。
お腹の下あたりが、きゅんと甘く疼いた。