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忘れられる、キスを
第6章 我慢
結局、自分をおさめるのに、4回もかかってしまった。
そんな自分の身体も信じられないが、その4回のうちに、瞼の裏でえっちゃん先輩は、倍以上の回数のオーガズムを迎え、全身を痙攣させ、あそこをひくつかせていた。

羞恥で朱に染まる頬。
薄い唇から漏れる喘ぎ声。
細い肩。
白い首筋。
小さな胸。
桜色の尖端。
柔らかな腹部。
滑りの良い尻。
そして、薄い茂りの向こうの秘部。

どれをとっても魅力的で、身体の総てを曝け出して欲しいと、切に願う。

彼女の肢体を夢想し、己の欲を吐く。

知らぬうちに半裸のまま、トランクスをかきいだいて、俺は眠りに落ちていたらしい。

目が覚めた時には、それは酷い有様だった。

何、サカってるんだか。
猿かよ、俺は…

惨めな気持ちで片付けながら、地の底まで落ち込む。

先輩のこと、オカズにして、こんな…

恥ずかしすぎて顔から火がでそうだった。

シーツも布団カバーも枕カバーも全部剥ぎ取り、名残惜しいが例のパジャマもトランクスも、昨日使ったバスタオルも全部まとめて洗濯機の中に突っ込んだ。

昨日はえっちゃん先輩の下着、洗ったんだっけ。
よく我慢できたな、俺。

また、昨日のことが蘇ってくる。

黒のタイツ。
薄緑のショーツとお揃いのブラ。
グレーのキャミソール。

いつも、あんなシンプルな感じ、なのかな。

そこまで想像して、また自身がいきり立つのを感じ、慌てて風呂場へ飛び込んだ。




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