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忘れられる、キスを
第53章 ふたりぐらし
「だって、可愛いから」
性懲りも無く、その細い身体を抱きしめ、柔らかな膨らみを指先で弄ぶ。
誰も知らない、俺にだけ見せる表情をもっと、もっと、見たい。
「絵津子さんが、トロトロになって、イッちゃう時の顔、すごい好き。あと、もっと、っておねだりされるのも好きだし、腰振られると興奮するし、気持ちいい、って言われると嬉しい」
先輩が、ん、と小さく声を詰めた。
お湯がちゃぷちゃぷと揺れる。
「俺だけしか、知らない…そうでしょ……?」
「ん……ほ、星くんしか…知らな…っあ…」
膨らみの尖端を撫でる。
小さく呻くような声に紛れて、私も、と呟きが聞こえた。
「あの、ね、星くんが、我慢してて、眉間のとこに皺寄せてるの、可愛くて、好き」
振り返った先輩と視線がぶつかる。
そのまま引き寄せて、また足の間に座らせた。
「余裕ない、顔、もっと見たい…な」
何でそんな可愛いこと言うんだろうか。
あんまり見せたくないけど、余裕がなくなってしまうほどの行為を、もっと、と言う意味なら…
「今日、この後、見てみる?」
え、と口を開けて、しばしの沈黙。
その意味に気付いたのか、耳まで赤く染め上げて、声にならない声を上げた。
性懲りも無く、その細い身体を抱きしめ、柔らかな膨らみを指先で弄ぶ。
誰も知らない、俺にだけ見せる表情をもっと、もっと、見たい。
「絵津子さんが、トロトロになって、イッちゃう時の顔、すごい好き。あと、もっと、っておねだりされるのも好きだし、腰振られると興奮するし、気持ちいい、って言われると嬉しい」
先輩が、ん、と小さく声を詰めた。
お湯がちゃぷちゃぷと揺れる。
「俺だけしか、知らない…そうでしょ……?」
「ん……ほ、星くんしか…知らな…っあ…」
膨らみの尖端を撫でる。
小さく呻くような声に紛れて、私も、と呟きが聞こえた。
「あの、ね、星くんが、我慢してて、眉間のとこに皺寄せてるの、可愛くて、好き」
振り返った先輩と視線がぶつかる。
そのまま引き寄せて、また足の間に座らせた。
「余裕ない、顔、もっと見たい…な」
何でそんな可愛いこと言うんだろうか。
あんまり見せたくないけど、余裕がなくなってしまうほどの行為を、もっと、と言う意味なら…
「今日、この後、見てみる?」
え、と口を開けて、しばしの沈黙。
その意味に気付いたのか、耳まで赤く染め上げて、声にならない声を上げた。