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Platonic Love
第2章 美人さんとジュラシックパーク
いきなりキレ始めた女の人をポカーンと口を開いて見つめる。
他人にこんなキレられたの初めてだから、動揺しまくった。
目は泳ぐし、瞬き止まんないし、口ん中乾くし。
あと正論言われたから反論できなくて言葉に困った。
「………すんません」
結果、謝りました。
謝罪した俺を見るなりハッとした顔をし、オドオドし始めた女の人。
そしてさっきのキレキャラとは180度違うオドオドキャラになった。
「あ、違うんです!すいません!別に責めるつもりとかは…」
いや物凄い責めてましたよ。はい。
そりゃもう鋭利な言葉でザクザクと。
俺は引きつり笑いを浮かべながら『すいません月9好きで』と再度謝罪した。
女の人は『私こそすいません!』とコクコク頭を下げてアタフタしていた。
なんだろ、この人二重人格なのかな?
エキセントリック過ぎて僕ついて行けないよパトラッシュ。