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Platonic Love
第2章 美人さんとジュラシックパーク



「……あ、あの……」

沈黙に耐えられなくなって彼女に話しかけたら、『ん〜?』と空気の抜けたような返事をされた。

チキショー、可愛い返事しやがって。

不覚にも萌えちゃったよ。

不意に出た可愛い返事に萌えながら話しを振ろうと口を開いたその瞬間、ナイスタイミングでエレベーターのドアが開いた。

バラエティー的には合格なタイミングだった。

開いたエレベーターに二人で乗り込み、彼女が3のボタンを押してドアを閉める。

ちょっとソワソワしながら3階に着くのを待っていたら、彼女が口を開いた。

「で、何が聞きたいの?」

「へ?」

「さっき私に何か言いかけたから…」

そう言って彼女は小首を傾げて上目遣いをした。

なんだこの殺人級の上目遣いは!?

チキショー!!!惚れてまうやろー!!!
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