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Platonic Love
第2章 美人さんとジュラシックパーク



清美さんの声を聞くなり、チェーンを外してドアを全開に開けた店の人、猫さんが出てきて姿を現した。

黒髪にパーマをかけて、ハーフっぽい顔立ち。

身長はざっと見180センチ位ありそうだった。

やべぇ、イケメン。

猫さんは清美さんの顔を見たあとにチラッと俺を見た。

そして何やら清美さんに耳打ちでコソコソ言っていた。

な、なんだよコソコソして。

アウェイ感半端ない中どうしていいのか分からなかった俺は頭掻いたり咳払いしたりして自分を落ち着かせた。

すると清美さんが俺の腕を引っ張り、猫さんの前へと立たせて紹介を始めた。

「この人が電話で話したアクセサリー売りたい人!名前は……」

「黒崎圭太って言います」

「あなた黒崎圭太って名前だったんだ」


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