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Platonic Love
第2章 美人さんとジュラシックパーク



あの後、清美さんとは猫さんの店でバイバイした。

どうやら猫さんの店に泊まっていくらしい。

てか、あの二人付き合ってるのかな?

妙にベタベタしてるし、猫さんなんかモロ独占欲出てるし。

何だか今日は一日が濃くて疲れた。

ーーー清美には関わらない方がいい。二人で傷つくことになる。

あれは一体どう言う意味だったのか。

結局連絡先も交換しなかったし、今後関わることなんてないから猫さんの心配は無駄だったな。

アスファルトに転がる石ころを蹴飛ばし、何となく上を見たら、厚い雲が空を隠していた。

「結局、清美さんとはどこで会ったんだろ?」

最後まで聞けなかったから、その疑問が解けないままお別れしてしまい、モヤモヤは晴れないでいる。

あの上目遣い。

うっとりした顔。

きっとどこかで会ってる。

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