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俺はキミだけに恋をする
第10章 SS* 『聖なる夜に甘いkissを♡』
とりあえずリビングへ移動する。

「遅くなって悪い。イベントに参加しててさ」

「その格好で?」

「そ!」

大野は持っていた紙袋をテーブルの上に置いた。


「これ、 俺と彩音からプレゼント。お前らには色々と世話になったから」

「……サンキュ」

「ありがとう!私、何も用意してなくて……」

「いーって!じゃあ俺らはこれで」

「は?もう帰るの?」

「ああ。悪いけど、着替えさせてくれる?」


大野と三枝は2階へ行き、サンタの衣装から服に着替えて降りてきた。


「マジで帰るの?」

「今から彩音と水族館デート。お前らの邪魔は致しません!……お前だって、邪魔者はいない方がいいだろ?」

大野は最後の方は小声で言って笑った。


「あと、悪いけどこれ預かってて」

指さしたのはサンタの衣装。


「桜ちゃん!良かったら着てみて!きっと可愛いよ♡」

三枝は桜に衣装を渡している。



そして、本当に2人は帰って行った。
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