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俺はキミだけに恋をする
第10章 SS* 『聖なる夜に甘いkissを♡』
「待って。写真……写真撮ろ」

俺はそのままソファに座り、桜を膝の上に座らせた。


「ちょっと!涼っ!///」

スマホをかざしてシャッターを押す。


「ホラ、ちゃんと笑って!」

何枚か撮って、写真を確認する。



「ヤバイ……桜、可愛いすぎ」

「え?ホントっ!?」

俺の膝に乗ったまま、スマホを覗き込む桜。


「私のスマホにも送って!…………んっ!」

衝動的に桜の唇にキスをする。



そのまま後頭部に手を回して、深く口づけた。

「涼……っ!待っ……て」

吐息混じりにそう言われても、俺を煽るだけだ。


ちゅ……っとリップ音を鳴らして離れる唇。


俺は桜の首筋から剥き出しの肩に、次々に唇を寄せた。


「ちょっと待って……っ!///」


桜が身を捩る。


「桜が可愛い過ぎるのがイケナイ」


「なにそれ!………あ……んんっ!ここじゃダメ……っ」



「じゃあ、俺の部屋に連れてく」

「きゃあ!」


桜の身体を横抱きにして階段をのぼり、部屋に入ると、そのままベッドに降ろした。
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