この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
俺はキミだけに恋をする
第12章 SS*『Sweet Valentine♡』
数分後、戻ってきた涼の手には可愛らしいラッピングがしてある箱。
やっぱり……嫌な予感的中……。
「……ごめん。チョコだけでも受け取ってくれって言われて断れなくて」
「……うん」
女の子たちの気持ちは私も女だから分かる。
一生懸命に涼のことが好きなんだよね。
涼はそういう気持ちを無下にはできない人だ。
彼の優しいところは、私も好きだけど……。
やっぱり……少し妬けちゃうな。
「だけど、気持ちまで受け取るつもりないから。俺が好きなのは桜だけだし」
「涼……今日はバレンタインだよ?女の子が男の子に告白する日なんだよ?」
嬉しいのに、ついそんな可愛くないことを言ってしまう。
「そうだけど……俺はいつだって言いたいんだけどな」
ははっと涼が笑った。
涼はいつもそうだ。私が欲しい言葉をくれる。
やっぱり……嫌な予感的中……。
「……ごめん。チョコだけでも受け取ってくれって言われて断れなくて」
「……うん」
女の子たちの気持ちは私も女だから分かる。
一生懸命に涼のことが好きなんだよね。
涼はそういう気持ちを無下にはできない人だ。
彼の優しいところは、私も好きだけど……。
やっぱり……少し妬けちゃうな。
「だけど、気持ちまで受け取るつもりないから。俺が好きなのは桜だけだし」
「涼……今日はバレンタインだよ?女の子が男の子に告白する日なんだよ?」
嬉しいのに、ついそんな可愛くないことを言ってしまう。
「そうだけど……俺はいつだって言いたいんだけどな」
ははっと涼が笑った。
涼はいつもそうだ。私が欲しい言葉をくれる。