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第7章 Vll

眩い閃光と共にラファエルが吹っ飛んだ
一撃で身体中が傷だらけになっている

「おいっ、ラファエル、無事か？」

騒ぎを聞きつけてミカエル達が現れた

「ああ、僕大丈夫だ、それよりイヴを…」

「イヴは大丈夫だ、ガブリエルが連れて行った」

見るとウリエルがルシファーと対時して戦っている真っ最中だった

ミカエルがウリエルの加勢に加わると先ほどより強い閃光で昼間のように明るくなった
と、同時にルシファーの姿は消えていた



＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊



「ガブリエル、イヴの具合はどう？」

「ラファエル、寝てなくて良いの？」

「ああ、大した傷じゃないから僕は大丈夫」

「幸い聖域は犯されていなかったわ、間に合って良かった」

「そう…良かった」

「けど、思ったより毒気に侵されているみたいだわ」

「そうか…」

「このままだと五分五分ってところかしら…
一刻も早く解毒しないと」

「わかってる…ありがとう、ガブリエル」

「いいのよ」