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My sweet☆Angel 〜恋に落ちた堕天使
第8章 Vlll
ラファエルの楔によって、ぎちぎちと無理矢理こじ開けられていく聖域は悲鳴にならない悲鳴をあげている
イヴの様子を伺うと目を見開き、やはり声にならない悲鳴を上げていた
それでもラファエルはやめなかった
今更後戻りはできない
中途半端にやめてしまえば解毒も中途半端に終わってしまう
実際、ラファエルの楔にイヴの未成熟な聖域はキツ過ぎて引こうにも引くことができなかった
時間をかけずに痛みを最小限に止めてやりたかったが、このまま無理矢理突っ込んでしまえば裂けてしまうだろう
可哀想だが少しずつ埋め込んでいくしかない
聖域に隙間なくぎちぎちにハメ込まれた楔を少しずつ進める度にイヴの腰が高く持ち上がっていく
楔が半分ほど埋まったところで聖域の行き止まりに楔の先端がコツンと当たった
イヴの小さな聖域がラファエルの楔を全てのみ込むのは無理だ
そのまま腰をラウンドさせながらコツコツと突き上げる度、苦し紛れにやっと呼吸をするイヴ
ラファエルもまた無理矢理こじ開けた聖域に打ち込み続けるには苦しみを伴った
「はっ、はっ」
最早、二人の呼吸しか聞こえなくなった
ラファエルの楔の形に少し慣れて来たのか蜜を絡めながら、イヴの中が纏わり付いてきた
ぬちぬちと卑猥な音をさせて律動する度に壊れた人形のようにイヴの腰が持ち上がる
イヴの無垢な容姿とは対照的な、いやらしい音がラファエルの嗜好心を煽った
今、この無垢なイヴの中を侵しているのが自身だと思うと震えるほど昂った
今まで何世紀となく人間界で生きてきて数え切れないほど女を抱いてきたが初めての感覚だった
しばらく律動を続けるうち、聖域を中心にイヴの身体が更に熱を持ち始めた
熱に浮かされ、うなされ続けるイヴを一晩中抱きながらラファエルは今更ながらイヴのことを愛してしまっている自分に気付かされてしまう
「イヴ、イヴ、大切な私の天使…永遠に側にいて」
「ぁぁぁ、ラファエル様っ、イヴを貴方のお側に置いてください」
イヴの中で扱かれたラファエルの楔が更に質量を増した
「あぅぅ」
「くっ…」
ラファエルの生気がイヴの聖域に放たれ注ぎ込まれた