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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第4章 ●わたしの声が漏れていく…
茉奈の髪をやさしく撫でながら、女は茉奈が落ち着くのを待っている。
「わたし…!あんなこと…。あんな…!」
「大丈夫よ。寵姫としては自然なこと…」
「寵姫って…何なの…。『薬』…『薬』を飲めば、もとに戻れるの…!?」
女は一瞬考えるような素振りを見せると、やがて言った。
「……『薬』を飲みたい…?」
「……飲みたい…。こんなヘンなこと…これが私の『アレルギー』なのよね…?!」
泣きじゃくるように言う茉奈に、女は優しく聞いた。
「『薬』はどこに?」
「…その…学校のバッグの中に…」
「……取っていらっしゃい。」
女が茉奈の髪から手を離し、茉奈はおそるおそる立ち上がると、バッグの中をまさぐった。
そこには…。3シート分、30錠の『薬』があった。
(……これを飲めば…。もとに戻れる…!)
次の瞬間、茉奈は錠剤を1つ取り出し、飲み込んだ。
「――あっ!」
女の驚く声。しかし、もはや『薬』は、茉奈の体内に収まった後だった。
(……これで…元通り…!あのドクンっていうのも…もう…来ない…!)
「茉奈ちゃん、待って、今は、その薬は…!」
―――ピンポーン!
そのとき、玄関のチャイムが鳴った。
「わたし…!あんなこと…。あんな…!」
「大丈夫よ。寵姫としては自然なこと…」
「寵姫って…何なの…。『薬』…『薬』を飲めば、もとに戻れるの…!?」
女は一瞬考えるような素振りを見せると、やがて言った。
「……『薬』を飲みたい…?」
「……飲みたい…。こんなヘンなこと…これが私の『アレルギー』なのよね…?!」
泣きじゃくるように言う茉奈に、女は優しく聞いた。
「『薬』はどこに?」
「…その…学校のバッグの中に…」
「……取っていらっしゃい。」
女が茉奈の髪から手を離し、茉奈はおそるおそる立ち上がると、バッグの中をまさぐった。
そこには…。3シート分、30錠の『薬』があった。
(……これを飲めば…。もとに戻れる…!)
次の瞬間、茉奈は錠剤を1つ取り出し、飲み込んだ。
「――あっ!」
女の驚く声。しかし、もはや『薬』は、茉奈の体内に収まった後だった。
(……これで…元通り…!あのドクンっていうのも…もう…来ない…!)
「茉奈ちゃん、待って、今は、その薬は…!」
―――ピンポーン!
そのとき、玄関のチャイムが鳴った。