この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第4章 ●わたしの声が漏れていく…
玄関のチャイムの音の後に、一瞬の沈黙。
再び、チャイムが鳴る。

――ピンポーン!

外から呟きが聞こえる。若い男の声だ。

「あれ…居ないのかな…?すいませーん。宅急便でーーーす。」

茉奈は、あわてて近くに在った部屋着のワンピースを頭からかぶり、カーディガンをはおると、「はーい!」と返事をした。そして次の瞬間、彼女はもう玄関に向かっていた。

「待って!!茉奈ちゃん、今出ては…!」

女が止める声も聴かずに、茉奈は玄関へ降りていった。

----------
茉奈は玄関の扉穴から外を覗くと、男が宅配業者の制服を着ていることを確認し、扉をあけた。

「あ、どうも。こちら小泉さまのお宅で間違いございませんか」
「はい。」
「こちらお荷物ですね。サインを…」
「あ、はい…」

なかなか大きく、重そうな荷物である。茉奈が受け取りに困っていると、
人の好さそうな青年は、それを察したのか、

「あ、ちょっと重いんで、玄関に置きましょうか」
「あ、ありがとうございます!」

家電か何かだろうか…大き目の荷物である。玄関口に荷物を置くために、男が一歩、玄関に入ってきた。
必然的に、茉奈との距離が近くなる。
茉奈と男がすれ違おうとした瞬間、茉奈のうなじに、男の鼻孔が一瞬、近づいた。
その、瞬間。

「……ハァ。ハァ、ハァ…」

男の息が異様に上がってくる。何か苦しそうなその様子に驚いた茉奈は、男に声をかける。

「だ、大丈夫ですか…!?」
「だ……大丈夫です…ハァッ!ハァ、ハァ…」

なんとか受け応えをしながらも、男の目は虚ろで、焦点が合っていないように見える。
男は脱力したように、茉奈に身体をもたらせてくる。

「アッ…!あの!本当に大丈夫ですか、具合が…!」
「……はぁ…ハァ…ハァ…ハァ…」

男は答えない。そして、茉奈を壁に押し倒すように体重をかけた

「…アッ!」

倒れかかった男の脚が、茉奈の脚の間に深く入り込んだ。そして、茉奈の太ももには、ある、熱く、硬いものが押し当てられていた…。
/92ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ