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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第4章 ●わたしの声が漏れていく…
(……ど、どうしよう…この人…それに…何かが太ももに当たって……!)
「だ、大丈夫ですか…!?救急車、呼びましょう、か、……キャぁッ!」
男のただならぬ様子を心配する茉奈だったが、その心配の声は途切れた。
男が突然、茉奈の細いうなじを舐め上げたのだ。
――ペロッ……ぷちゅッ…。
「ひゃぁァッ!……やめて、やめてくださ…アぁッ!」
くすぐったいような感覚、そして体格のいい男に壁に組み伏せられているという状況、それらが茉奈の頭の中をパニックにしていた。
(…なんで…!?…全然、ヘンな人に見えなかったのに…!!)
男は荒い息のまま、虚ろな目で、茉奈のカーディガンに手をかけ、部屋着のワンピースの上から胸を揉みしだきはじめた。
「…ああッ!やめて、やめてぇッ!」
男の手はやがて股間へと伸ばされていく。
「いやぁッ!」
「…はぁッ!ハァッ、ハァ、ハァッ……」
このまま見も知らぬ男に……!と思った直後。
―――ドンッ!!
誰かが男を強く、玄関のほうに突き飛ばした。
「茉奈ちゃん!大丈夫!?」
――救いの手を差し伸べたのは、女――『牡丹』だった。
「だ、大丈夫ですか…!?救急車、呼びましょう、か、……キャぁッ!」
男のただならぬ様子を心配する茉奈だったが、その心配の声は途切れた。
男が突然、茉奈の細いうなじを舐め上げたのだ。
――ペロッ……ぷちゅッ…。
「ひゃぁァッ!……やめて、やめてくださ…アぁッ!」
くすぐったいような感覚、そして体格のいい男に壁に組み伏せられているという状況、それらが茉奈の頭の中をパニックにしていた。
(…なんで…!?…全然、ヘンな人に見えなかったのに…!!)
男は荒い息のまま、虚ろな目で、茉奈のカーディガンに手をかけ、部屋着のワンピースの上から胸を揉みしだきはじめた。
「…ああッ!やめて、やめてぇッ!」
男の手はやがて股間へと伸ばされていく。
「いやぁッ!」
「…はぁッ!ハァッ、ハァ、ハァッ……」
このまま見も知らぬ男に……!と思った直後。
―――ドンッ!!
誰かが男を強く、玄関のほうに突き飛ばした。
「茉奈ちゃん!大丈夫!?」
――救いの手を差し伸べたのは、女――『牡丹』だった。