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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第6章 ●わたしは普通にもどれない…
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その頃、部屋に残された茉奈は、春日から貰った水色の『薬』の効果を感じ始めていた。
自分の肌ーーとくに太ももの内側や、二の腕の内側、頬などの白く柔らかい肌が、うっすらと紅潮している。
心なしか、瞳も少し潤んでいるようだ。
自分の吐息が、妙に大きく、艶かしく感じる。
「……はぁ。」
ため息ひとつが、ちょっとHな声に聞こえて、自分で自分の声に赤面してしまった。春日の言っていた『効果』のせいなのか…。
しかし、若干の身体の火照りはあるものの、理性を失うほどではなく、心拍もたいして上がりはしていない。確かに、薬を飲まずに禁断症状ーーあの抑えきれない奥からの疼きーーがやってくるよりも、ずっとマシなようだった。
茉奈がリラックスしてベッドに身体を横たえようとした瞬間、扉が不意に音を立てた。
ーーガチャリ!…キィ…。
「誰っ!?」
次の瞬間、茉奈の目の前に現れたのは、スーツ姿の男、洸弥だったーー。
その頃、部屋に残された茉奈は、春日から貰った水色の『薬』の効果を感じ始めていた。
自分の肌ーーとくに太ももの内側や、二の腕の内側、頬などの白く柔らかい肌が、うっすらと紅潮している。
心なしか、瞳も少し潤んでいるようだ。
自分の吐息が、妙に大きく、艶かしく感じる。
「……はぁ。」
ため息ひとつが、ちょっとHな声に聞こえて、自分で自分の声に赤面してしまった。春日の言っていた『効果』のせいなのか…。
しかし、若干の身体の火照りはあるものの、理性を失うほどではなく、心拍もたいして上がりはしていない。確かに、薬を飲まずに禁断症状ーーあの抑えきれない奥からの疼きーーがやってくるよりも、ずっとマシなようだった。
茉奈がリラックスしてベッドに身体を横たえようとした瞬間、扉が不意に音を立てた。
ーーガチャリ!…キィ…。
「誰っ!?」
次の瞬間、茉奈の目の前に現れたのは、スーツ姿の男、洸弥だったーー。