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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第7章 ■お屋敷へ…
「――高速に入るぜ」
洸弥が手短に伝えた。
そうすると、慎弥は頷いて、なにやら黒い布きれのようなものを鞄から出した。
「すみません。茉奈さん。ここからは、屋敷の場所を知られないために、目隠しをしていただきます」
「…えっ…?!」
「すみません…屋敷は、蘇我製薬の非公開の研究所でもあるんです。セキュリティ上、どうしても場所を明かせないので。」
「そう、ですか…。」
「――よろしいですか?」
黒い布きれを広げながら、慎弥が茉奈に確認をする。
「はい。わかりました」
そう答えるしかない茉奈だった。慎弥は、茉奈の額から頬にかけて、黒い布きれをクルクルと巻いて、
最後に、頭の後ろで縛った。
(……真っ暗だわ……)
茉奈の脳裏に、昨晩の、視界と聴覚を奪われた魔の時間がよみがえる。
あの、体内からの疼き…。淫らに声をあげ、失神したあの時間を思い出して、茉奈は赤面した。
洸弥が手短に伝えた。
そうすると、慎弥は頷いて、なにやら黒い布きれのようなものを鞄から出した。
「すみません。茉奈さん。ここからは、屋敷の場所を知られないために、目隠しをしていただきます」
「…えっ…?!」
「すみません…屋敷は、蘇我製薬の非公開の研究所でもあるんです。セキュリティ上、どうしても場所を明かせないので。」
「そう、ですか…。」
「――よろしいですか?」
黒い布きれを広げながら、慎弥が茉奈に確認をする。
「はい。わかりました」
そう答えるしかない茉奈だった。慎弥は、茉奈の額から頬にかけて、黒い布きれをクルクルと巻いて、
最後に、頭の後ろで縛った。
(……真っ暗だわ……)
茉奈の脳裏に、昨晩の、視界と聴覚を奪われた魔の時間がよみがえる。
あの、体内からの疼き…。淫らに声をあげ、失神したあの時間を思い出して、茉奈は赤面した。