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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第7章 ■お屋敷へ…

「でも、手が冷たいです。少し、温めましょう」
慎弥はそう言うと、茉奈の手のひらを両手で包み込み、指の間を柔らかく撫で始めた。

(…あ…っ………。)

茉奈の胸の高鳴りはいよいよ止まらなくなってくる。
春日が言っていた、薬の副作用が頭をよぎる。

(……身体が、敏感になって…。恋をしやすくなる…これが、これがそうなの……?)

少し息が上がってきた茉奈の様子を見て、慎弥は心配そうに声をかける。

「やはり、お疲れなんですね。どうぞ、まだ道は長いですから、僕の肩ででも休んでください」

そう言って、茉奈の頭をくっと引き寄せ、自分の肩へと押し当てた。

後ろから回された大きな手が、しなやかな指が、茉奈の耳と首筋に触れる。

「……ふぁっ…ッ!」

敏感になったうなじに刺激を加えられ、思わず声を上げる茉奈。
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