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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第7章 ■お屋敷へ…
その瞬間、慎弥はニヤリ、と不敵な笑みを浮かべるが、目隠しをされた茉奈にはその表情は見えない。
慎弥は、引き寄せた茉奈の耳元で小さく囁いた。
「……可愛い声ですね。」
不敵な笑みに似合わない、優しい、優しい声だった。
「……そんな、ことっ…!」
茉奈は恥ずかしさから小さく抵抗するが、その身体にはもはや力が入っていない。
「大丈夫、可愛いです。茉奈さん。」
そうして、慎弥は茉奈の髪を優しく撫でた。
髪を撫でる間にも、かすかに、耳やうなじへの刺激が与えられ、その度に茉奈はかすかな甘い息を漏らし続けた。
豪華な振袖に包まれた少女が目隠しをされて脱力し、黒衣の男に身をもたれさせている様子は、人形師と操り人形のようにも見えた。
慎弥は、引き寄せた茉奈の耳元で小さく囁いた。
「……可愛い声ですね。」
不敵な笑みに似合わない、優しい、優しい声だった。
「……そんな、ことっ…!」
茉奈は恥ずかしさから小さく抵抗するが、その身体にはもはや力が入っていない。
「大丈夫、可愛いです。茉奈さん。」
そうして、慎弥は茉奈の髪を優しく撫でた。
髪を撫でる間にも、かすかに、耳やうなじへの刺激が与えられ、その度に茉奈はかすかな甘い息を漏らし続けた。
豪華な振袖に包まれた少女が目隠しをされて脱力し、黒衣の男に身をもたれさせている様子は、人形師と操り人形のようにも見えた。