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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第7章 ■お屋敷へ…
2階の奥の角部屋は、薄い水色の内装の、落ち着いた部屋だった。
水色の水彩画のような薔薇柄のリネンの裏はストライプ柄になっていて、所々に共布のフリルがついている。清楚で可愛らしい印象だ。
机の上にあるランプなどが鈴蘭の花のような形をしているあたり、ヨーロッパのホテルのようだ。
寝室の他に、もう一つ部屋があるようだ。ドアに近づくと、中からカタカタと音がする。
と、不意に扉が開いた。
扉から出てきたのは、メイド姿の少女だった。
「あっ……!すみません。お掃除が遅れていて…!」
年の頃は茉奈と同じくらいか、少し年下だろうか。クリクリした茶色の瞳が可愛らしい少女である。
「この、お部屋は?」
「小さいお部屋ですけど、くつろいでいただける個室です。寝室とは別に、各部屋にあるんです」
1人掛けのソファが2つ、並んでいて、真ん中に小さなテーブルがある。
ちょっとしたティールームのような部屋だ。見ると、壁際の棚の上にはティーセットが置いてある。
水色の水彩画のような薔薇柄のリネンの裏はストライプ柄になっていて、所々に共布のフリルがついている。清楚で可愛らしい印象だ。
机の上にあるランプなどが鈴蘭の花のような形をしているあたり、ヨーロッパのホテルのようだ。
寝室の他に、もう一つ部屋があるようだ。ドアに近づくと、中からカタカタと音がする。
と、不意に扉が開いた。
扉から出てきたのは、メイド姿の少女だった。
「あっ……!すみません。お掃除が遅れていて…!」
年の頃は茉奈と同じくらいか、少し年下だろうか。クリクリした茶色の瞳が可愛らしい少女である。
「この、お部屋は?」
「小さいお部屋ですけど、くつろいでいただける個室です。寝室とは別に、各部屋にあるんです」
1人掛けのソファが2つ、並んでいて、真ん中に小さなテーブルがある。
ちょっとしたティールームのような部屋だ。見ると、壁際の棚の上にはティーセットが置いてある。