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場所も時間も関係ない!
第2章 ようこそ、変態さん。

彼に連れられて来たとこは…
「…ここって…」
「前に一度で良いから
行きたいって言ってたろ?
それとも、もう来てた?」
ううん、
一人でなんて行く勇気がなくて…。
私は良く、勘違いされる。
派手な格好をするのは
この仕事の時のみ。
普段は至って地味。
だから、趣味も地味。
だけど、一人で趣味を
楽しむなんて度胸もなくて
いつも我慢していた。
だからこそ、嬉しかった。
「あまり時間もないけど
ま、楽しもうよ」
私は楽しめるけど…。
なんて言ったって、
お寺だよ!?
お寺に興味があるなんて
想ってもなかったけど…
実際、彼は興味なさそうにしか
私には見えなかった…。

