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場所も時間も関係ない!
第2章 ようこそ、変態さん。

冷静になろうと、と。
一人になってみたけど
駄目だった。
私は卓弥くんの待つ
テーブルに戻る。
「お待たせ」
卓弥くんは笑顔で
私を迎えてくれた。
心なしか、以前より
雰囲気が柔らかい。
「この後、少しだけ
行きたい場所があるんだ
付き合って貰えるかな?」
「ええ、もちろん
どんなとこ?」
フッと鼻で笑う様な
軽い笑みを浮かべて
「着いてからのお楽しみ」
そう言って私を焦らす。
卓弥くんの言葉通り
楽しみに待つ事にしよう。
全く、上手に焦らすんだから…。

