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場所も時間も関係ない!
第2章 ようこそ、変態さん。


靴を脱ぎ、来客用に
用意されていたスリッパに

履き替えて奥へ進む。


ほのかに温もりのある
木の香りと、

お線香の香りが漂う。


大きな観音様が出迎えてくれた。


「すごいね」


思わず、声が漏れた。


私達は観音様を前に
立ち尽くし、

言葉もなく見上げる。


暫く、心地の良い
沈黙が流れた。

鳥のさえずりや、風で
揺れる木々の音が

私達の耳を掠める。


そして、彼が口を開いた。


「あまり時間もないし
 そろそろ出ようか」


決して、退屈だった訳じゃない。

彼はわからないけど、
私達には限られた時間しかない。


そんな少ない時間を
私の趣味の為に

使うには勿体ないのだ。


私も頷いて、本殿を
後にする。


門へ向かう途中、
門までの道を掃き掃除していた

住職さんに軽く
挨拶をして

私たちは寺を後にした。


何だか、心が
洗われた様な

そんな気がする。


これからすることは、
煩悩だらけの

ふしだらな事なのに…。


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