この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
場所も時間も関係ない!
第1章 初めまして、変態さん【完】

は…っ、うう…っ
思わず、声がもれそうになる。
なんで?
なんで、声が出ちゃうの?
男の指が表面を忙しなく
行ったり来たり
なんだか、滑りも
良くなってる様な気がする。
腰が動いちゃう
なんなの、これ…。
もう、訳がわからなかった。
初めて触られて
気持ち悪いはずなのに
「君はえっちな子なんだね」
耳元で囁かれる吐息が
くすぐったく感じて
私の体が熱くなってる気がする。
気が付けば、
気持ち悪くて嫌だった感情が
どこか遠くに行った様な
そんな気がする。
そんな時、駅が近づいてる
アナウンスが聞こえて来た。
「あの、私…」
小声で男の人に声をかける。
だけど、耳に入ってないようで、
表面を撫で続ける指の動きも
止まりそうにない。
どうしよう。。。

