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第1章 初めまして、変態さん【完】

サラリーマンの人たちの間に挟まって
私は吊革を握りしめる。

鞄は肩、右手は吊革
左手はスマホ。

毎朝の長い通学路で
スマホは欠かせない。


電車の揺れに身を委ね過ぎない様に、
両足を踏ん張るけど

スマホに集中し過ぎたら、
たまにサラリーマンの人とぶつかる。


けど、それも日常茶飯事

軽く触れる程度だから、
なんとも想わない。


だけど、今日はなんだかおかしい
私の気のせいなら良いんだけど。。。