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恋花火
第28章 激アツ微熱
「…うん、ごめんね…」
「えっ!先輩起きてたんですか!?」
「わかんない…」
わかんないのか。そっか。笑
「……陸先輩、早く元気になってくださいね。」
「うん。…あめとドリンク飲んで早く治す…」
「…タケルから貰ったやつですね。」
「菜月ちゃんから貰ったやつ…。タケルから聞いた。…ありがとう。」
マジか…タケルのおしゃべり。
「菜月ちゃん…」
「ん?なんですか?」
陸先輩の彷徨っていた右手を握ると、すごく冷たい。
まだまだ熱が上がりそう…。
「…タケルと菜月ちゃんが仲直りすれば、風邪早く治る。」
「関係ないですよ。笑」
「ある…ねぎみそが…菜月ちゃんちの大切なねぎみそだからって…必死に言ってた。」
ねぎみそ?タケルはねぎみそのことまで暴露したのか…
もう、本当にバカだなぁ。
「…わかりました。ちゃんと仲直りするから、先輩も早く元気になってくださいね。」
「うん、わかった。」
陸先輩にそう言われたんじゃ、仲直りするしかないね。
ちゃんと私からの気持ちを陸先輩に繋いでくれたタケルに
ありがとうするからね。
ごめんねもしなきゃ
今朝のは完全にやつあたりだから
私とタケルは小さな頃から、たくさんの喧嘩をしてきた。
すぐに仲直りすることもあれば、何日も口をきかないこともあった。
けれど気づけばいつのまにか仲良くなってて
笑い合っていて。
「俺…、最低なことにタケルのことも好きなんだよ…」
「わかってますよ。」
「だけど菜月ちゃんも好き…つーか大好き」
陸先輩、かなりお熱にやられてる。
いつもより何割増しかで情熱的。
支離滅裂だけど、伝わるよ。
すごく嬉しいよ。
「好きなんだってば…」
「はい、私もです。」
おでこを撫でていたらまた、スースーとした寝息。
…どうする
すごい可愛い。
可愛すぎてムラムラしてくるじゃん!
思わず
寝てる陸先輩にキスをした。
寝込み襲うなんて最低?
だけどこれは仕方がない。
だって可愛すぎる。
もう一度しようとしたところで
「相原くん行くよー!」
先生が現れた。
…おしい。
「えっ!先輩起きてたんですか!?」
「わかんない…」
わかんないのか。そっか。笑
「……陸先輩、早く元気になってくださいね。」
「うん。…あめとドリンク飲んで早く治す…」
「…タケルから貰ったやつですね。」
「菜月ちゃんから貰ったやつ…。タケルから聞いた。…ありがとう。」
マジか…タケルのおしゃべり。
「菜月ちゃん…」
「ん?なんですか?」
陸先輩の彷徨っていた右手を握ると、すごく冷たい。
まだまだ熱が上がりそう…。
「…タケルと菜月ちゃんが仲直りすれば、風邪早く治る。」
「関係ないですよ。笑」
「ある…ねぎみそが…菜月ちゃんちの大切なねぎみそだからって…必死に言ってた。」
ねぎみそ?タケルはねぎみそのことまで暴露したのか…
もう、本当にバカだなぁ。
「…わかりました。ちゃんと仲直りするから、先輩も早く元気になってくださいね。」
「うん、わかった。」
陸先輩にそう言われたんじゃ、仲直りするしかないね。
ちゃんと私からの気持ちを陸先輩に繋いでくれたタケルに
ありがとうするからね。
ごめんねもしなきゃ
今朝のは完全にやつあたりだから
私とタケルは小さな頃から、たくさんの喧嘩をしてきた。
すぐに仲直りすることもあれば、何日も口をきかないこともあった。
けれど気づけばいつのまにか仲良くなってて
笑い合っていて。
「俺…、最低なことにタケルのことも好きなんだよ…」
「わかってますよ。」
「だけど菜月ちゃんも好き…つーか大好き」
陸先輩、かなりお熱にやられてる。
いつもより何割増しかで情熱的。
支離滅裂だけど、伝わるよ。
すごく嬉しいよ。
「好きなんだってば…」
「はい、私もです。」
おでこを撫でていたらまた、スースーとした寝息。
…どうする
すごい可愛い。
可愛すぎてムラムラしてくるじゃん!
思わず
寝てる陸先輩にキスをした。
寝込み襲うなんて最低?
だけどこれは仕方がない。
だって可愛すぎる。
もう一度しようとしたところで
「相原くん行くよー!」
先生が現れた。
…おしい。