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恋花火
第34章 真冬の蜃気楼
大会開幕の前日


朝のホームルームが終わるや否や


栗林翔太が突撃してきた。


……しかも、とびっきりの笑顔とともに。


「松下!おまえ最近暗くない!?」

「……翔太が明るすぎるだけでしょ。」


そう言うと栗林翔太は、更に輝きだした。


「俺さ、マジで好きかも。」

「え、なにを?」

「二川原さん!」

「はぁ……」

「なんだよ!もっとノッてこいよ!」


栗林翔太は鼻息も荒く、どれだけ自分が二川原さんを好きかについて語ってくる……正直どうでもいい……


朝一番の笑顔がかわいいだとか、笑ったときに出来るえくぼがかわいいだとか


スラッと伸びた手足が魅力的だとか……


「それ全部見た目じゃん。」

「なっ!初めはみんな見た目からだろ!?」

「……そんなことないと思うけど。」

「まぁ、とにかく。俺はこの溜まりに溜まったアレでもう爆発しちゃいそうなんだよ!」

「へぇ。で?」

「つめた!!……告白する。」

「ふーん。……は?」

「二川原さんに、好きっていう。」


なにぃ!?


「えっと…それは、ただ気持ち伝えるだけ?見返りもあり?」

「ありありあり。彼女になってほしい。」

「えぇー……」


これはいくらなんでも栗林翔太が哀れすぎる……


「……やめときなよ。」

「えぇ!?なんで!?」

「絶対振られるよ。」

「絶対って。おまえひでーな 笑」


だって


二川原さんには彼氏がいるんだもん。


だから無理だよ


告白したって、意味なんかないよ。
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