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恋花火
第38章 rainy day

そして決勝戦当日
私は陸先輩のお願いどおり、タケルの病室へ向かった。
「タケルー入ってもいい?」
いきなり訪れた私に、タケルは目を丸くさせていた。
「おまえ試合は?」
「今日はタケルの専属マネージャーです。」
「はぁ?」
わけわかんねぇとぼやくタケル。
だけどカバンの中からタッパーを取り出し蓋を開けると、タケルの表情は一瞬で晴れた。
「唐揚げー!!」
「嬉しい?」
「うん!!」
かわいい。ここにおっきな子どもがいるよ。
「おいすぃ♪」
速攻でひとつ頬張り、タケルは嬉しそうに笑った。
「あ、そろそろキックオフだね。」
「そうだな。」
地区大会も決勝戦となると、テレビで放送される。
だけど私たちは、テレビをつけなかった。
「菜月」
「はい?」
「応援行かなくていいの?」
「うん。」
「陸先輩の晴れ舞台なのに?」
「……陸先輩のお願いで私はここに来たの。」
「ふーん。じゃあいいのか。」
「うん、いいんだよ。」
しばらくしてタケルは、おもむろにテレビをつけた。
そして、決勝戦の様子を見始めた。
私は陸先輩のお願いどおり、タケルの病室へ向かった。
「タケルー入ってもいい?」
いきなり訪れた私に、タケルは目を丸くさせていた。
「おまえ試合は?」
「今日はタケルの専属マネージャーです。」
「はぁ?」
わけわかんねぇとぼやくタケル。
だけどカバンの中からタッパーを取り出し蓋を開けると、タケルの表情は一瞬で晴れた。
「唐揚げー!!」
「嬉しい?」
「うん!!」
かわいい。ここにおっきな子どもがいるよ。
「おいすぃ♪」
速攻でひとつ頬張り、タケルは嬉しそうに笑った。
「あ、そろそろキックオフだね。」
「そうだな。」
地区大会も決勝戦となると、テレビで放送される。
だけど私たちは、テレビをつけなかった。
「菜月」
「はい?」
「応援行かなくていいの?」
「うん。」
「陸先輩の晴れ舞台なのに?」
「……陸先輩のお願いで私はここに来たの。」
「ふーん。じゃあいいのか。」
「うん、いいんだよ。」
しばらくしてタケルは、おもむろにテレビをつけた。
そして、決勝戦の様子を見始めた。

