この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋花火
第6章 シーサイドにて
スタスタと夢中で歩き、振り返る。


「追ってこない…」


予想通りの展開、タケルはこういう時、女の子がときめくようなことはしてくれない。


…ていうか、私だから、追いかけてきてくれないのかも。


もし、もっと魅力的な女の子だったなら…


ほら、また嫌なこと考えてしまう。



こんな自分は大嫌い。


「ヤダヤダヤダー!!」


とりあえず海に向かって大声で叫んでみた。


…ちょっとスッキリしたかも。笑


するとゲラゲラと聞こえる笑い声…


「げっ」

「おまえ…バカ?」


いつのまにかタケルはすぐ後ろにいて、大爆笑してた。


「海に向かってヤダヤダって 笑」

「笑うな!」

「どこの青春ドラマだよ 笑」

「笑うなってばー!!」


タケルは笑いながら私の手を引いて


バランスを崩した私を後ろから抱きしめた。


「ちょっ…タケル、離して…」

「…いいじゃん、このおっぱい。なにが不満なの?」

「不満っていうか…」


もっと大きかったら


タケルはもっともっと嬉しいんじゃないかって


…好きになってくれるんじゃないかって


「俺、菜月のおっぱい好き。」

「くすぐったいよ…」

「すげぇやわけーし。気持ちいい。」


後ろから抱きしめられたまま、タケルは乳房を弄った。


敏感な乳首を避けるように、指で擽ってくる。


「乳首もピンクで可愛いし。」

「…っ、やだ…」


ついにタケルの指先は乳首を捉え、指でこねくりまわす。


「菜月のここも好き。」


うなじにキス。タケルの唇が触れ、くすぐったいような、気持ちいいような不思議な気持ち。


「ここも可愛い。」


そう言って次にキスしたのは、耳。


「んんっ…」


耳をペロリと舐められ、身体がビクンと反応してしまう。


「背中も、鎖骨も、全部好きだし。」


だから元気出して、そう言って、その全てにキスをしてくれた。



/347ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ