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恋花火
第53章 Destiny
「おまえ、菜月に変なことしてないだろうなぁ」
おじいちゃんは日に日に元気になり
お見舞いに行くたびにタケルと喧嘩をしている。
「……してねーし。」
「今間があったぞ。」
「なっ、うるせー!」
タケルとの言い合いは、おじいちゃんの気分転換になっているらしい。笑
おじいちゃんが元気になるまでは、エッチな事はしない
タケルがそう決めて、私もそれに従った。
「あんたたちについてくの大変……」
いきなりのタケルのカムバック
そして一緒に住むっていう急展開に美波は頭がクルクルすると言っていた。
「でも菜月幸せそうだね。今までで一番幸せそう。」
自分ではそんなつもりないけど、幸せオーラが半端ないらしい。
なんかそういうのがバレバレって恥ずかしい……
だけどタケルが隣にいるっていうだけで、自然と緩む頬。
これが美波のいう幸せオーラってやつなのかもしれない。
陸先輩と別れて、すぐにタケルとこうなってしまって、色々言ってくる人たちもいた。
ユリ先輩とか、二川原さんとか。まぁその二人なんだけど。
「へー、帰ってきたんだ、へー。」
「帰ってきました。すんません。」
陸先輩とタケルは、師弟関係みたいな?喧嘩友達みたいな、不思議な関係性になっていた。
なんでだろうって思っていたら、茜先輩が教えてくれた。
タケルは私が知らない所で、私のことを好きだって、陸先輩に話をしに行っていたこと。
それは本当に知らなくて、ビックリした。
「菜月ちゃん、安心してね。」
「へ?」
「陸のことは任せておいて。」
「それってどういう……」
「私実はね、」
レズじゃなくて、バイなの。
そう耳元で囁かれ
茜先輩は満面の笑みを浮かべていた。
おじいちゃんは日に日に元気になり
お見舞いに行くたびにタケルと喧嘩をしている。
「……してねーし。」
「今間があったぞ。」
「なっ、うるせー!」
タケルとの言い合いは、おじいちゃんの気分転換になっているらしい。笑
おじいちゃんが元気になるまでは、エッチな事はしない
タケルがそう決めて、私もそれに従った。
「あんたたちについてくの大変……」
いきなりのタケルのカムバック
そして一緒に住むっていう急展開に美波は頭がクルクルすると言っていた。
「でも菜月幸せそうだね。今までで一番幸せそう。」
自分ではそんなつもりないけど、幸せオーラが半端ないらしい。
なんかそういうのがバレバレって恥ずかしい……
だけどタケルが隣にいるっていうだけで、自然と緩む頬。
これが美波のいう幸せオーラってやつなのかもしれない。
陸先輩と別れて、すぐにタケルとこうなってしまって、色々言ってくる人たちもいた。
ユリ先輩とか、二川原さんとか。まぁその二人なんだけど。
「へー、帰ってきたんだ、へー。」
「帰ってきました。すんません。」
陸先輩とタケルは、師弟関係みたいな?喧嘩友達みたいな、不思議な関係性になっていた。
なんでだろうって思っていたら、茜先輩が教えてくれた。
タケルは私が知らない所で、私のことを好きだって、陸先輩に話をしに行っていたこと。
それは本当に知らなくて、ビックリした。
「菜月ちゃん、安心してね。」
「へ?」
「陸のことは任せておいて。」
「それってどういう……」
「私実はね、」
レズじゃなくて、バイなの。
そう耳元で囁かれ
茜先輩は満面の笑みを浮かべていた。