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第19章 どこに行く

また、週末に いつもの場所で6人集まった。

直志くんに会うのが少し照れくさかった。
直志くんも同じだったのかもしれない、目が合うと恥ずかしそうに笑った。

「後で1人連れが来るんだけど いいよな。」
弥くんがニコッと言った。

「誰が来るの？ 知ってる人？」

優ちゃんが聞いた。

「いやっ 知らない人 女だよ。」

「彼女でも出来た？かわいい？」

歩が冷やかすように 笑って弥くんを突いた。

「彼女ではないけど……まっ、いろいろあるだろ。今日会えないって言ったら ここに来たいって……。」

顔を赤くして 慌てて話す。
弥くんの携帯が鳴り

「着いたみたいだから 外まで迎えに行ってくるわ。」

どんな人だろう。