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誰のもの⁉︎
第19章 どこに行く
弥くんが戻ってきた。
「おまたせ。こいつが…………。」
「ふ……み…よ……。」
歩の声で 私は入り口を見た。
「!!!」
直志くんの袖を掴んだ。
「どうした?」
直志くんが手を握って 顔を覗き込む。
歩の肩が震えだした。
「弥、なんで この女が あんたと来るの?」
「知ってるのか?」
ハァハァ……ハァハァ……
私の息が速くなる。
「未唯ちゃん⁉︎」
優ちゃんが 私の隣に来た。
「未唯ちゃん、気持ち悪い?」
首を横に振る。
ハァハァ……ハァハァ……。
「未唯ちゃん ダメ。ゆっくり息しないと…。」
背中をさすってくれる。
ゆっくり息をしたいが、思うようにいかない。
ハァハァ…………ハァハァ……。
「未唯? 」
私の両手を取り、
「未唯 俺を見て。」
視線を直志くんに 合わせる。
「うん。いい、俺に合わせて 息して。」
スゥ〜ハァ〜 スゥ〜ハァ〜。
何回か続けて 息が落ち着いてきた。
「おまたせ。こいつが…………。」
「ふ……み…よ……。」
歩の声で 私は入り口を見た。
「!!!」
直志くんの袖を掴んだ。
「どうした?」
直志くんが手を握って 顔を覗き込む。
歩の肩が震えだした。
「弥、なんで この女が あんたと来るの?」
「知ってるのか?」
ハァハァ……ハァハァ……
私の息が速くなる。
「未唯ちゃん⁉︎」
優ちゃんが 私の隣に来た。
「未唯ちゃん、気持ち悪い?」
首を横に振る。
ハァハァ……ハァハァ……。
「未唯ちゃん ダメ。ゆっくり息しないと…。」
背中をさすってくれる。
ゆっくり息をしたいが、思うようにいかない。
ハァハァ…………ハァハァ……。
「未唯? 」
私の両手を取り、
「未唯 俺を見て。」
視線を直志くんに 合わせる。
「うん。いい、俺に合わせて 息して。」
スゥ〜ハァ〜 スゥ〜ハァ〜。
何回か続けて 息が落ち着いてきた。