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第24章 未来へ

仕事が終わって 時計を見ると 8時前だった。

ハァ〜〜
未唯は俺の家に来ているだろうか……。

コンコン

「直志？もう 帰るのか？」

洋平が入って来た。

「どうした？心配事か？」

ビックリした！洋平は本当に俺の事なんでも分かるみたいだ‼︎

「今日、未唯がウチに来る予定なんだ。」

「よかったじゃないか！で、なんで そんな顔なんだ？」

「あぁ〜。本当に来てるかな？」

キョトンとした顔で 大きくため息をつかれた。

「バカか‼︎ 電話してみろよ！」

促され 未唯に電話をかけた。









「洋平 ！俺、帰る‼︎」

急いで 帰る支度をした。

「未唯ちゃん 居たか？」

「ああ。夕食 作って 待ってるって！」

「あ〜あ〜。締まりのない顔して……。じゃあな、俺も帰ろ バカらしい。」

「今日、あの話しようと思う。」

「あぁ、頑張れよ。」

ヒラヒラ 手を振って 出て行った。

俺は足早に 会社を後にした。