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誰のもの⁉︎
第5章 2人が居て…
優ちゃんは、私の手をずっと握っていてくれた。

「仕事が出来る状態じゃないね。どうする?」

「未唯‼︎ 」

歩が医務室に入ってきた。

青ざめた私の顔をみて、やっぱり という顔をした。

「未唯、今日は 帰ろ。帰って寝な。仕事が終わったら 未唯の家に行くから。」

(歩と優ちゃんに心配かけてる…。)

今日の仕事で あと、ひとつ 重要な事があった。
私は首を横に振り、

「ありがとう。でも、あとひとつ 今日中の仕事があるの。」

「でも、課長に会える?」

「大丈夫。仕事だから…。あっ!ごめん 二人とも。お昼 食べれなかったね。」

「大丈夫。一食ぐらい。」

「そうだよ未唯。お腹 なるかもだけど。」

2人が 明るく答えてくれた。
2人が居てくれて よかった。

3人で 課に戻った。
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