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初音さんの二十日間
第10章 青春への乱入!
振り返ると肉まん片手に棒立ちなんですが、どうした?
「なんで、いるの?」
ええっ?私ですか?さっきからずっと一緒でしたけど?ピザマンか肉まんかでジャンケンしたじゃないてすか?
「ごめん…どうしても顔を見て話しがしたくて、来ちゃった」
えええっ?あなた誰ですかっ!?
公園の角から現れたのは、学生服を着た小柄な男の子。サラリとした前髪を揺らして柊二くんに駆け寄ってくる。
「みずき、お前なぁ…」
みずき?どっかで聞いたことのある名前だけど…。
頭をかきむしった柊二くんが、申し訳なさそうに引き合わせてくれた子は
「初音さん、こいつ高校の後輩で…」
「はじめまして。片山瑞希といいます」
かたやまみずき!
ええええっ、女子じゃなかったの!?
混乱した私の手から、食べかけの肉まんがコロンと落ちた。
「なんで、いるの?」
ええっ?私ですか?さっきからずっと一緒でしたけど?ピザマンか肉まんかでジャンケンしたじゃないてすか?
「ごめん…どうしても顔を見て話しがしたくて、来ちゃった」
えええっ?あなた誰ですかっ!?
公園の角から現れたのは、学生服を着た小柄な男の子。サラリとした前髪を揺らして柊二くんに駆け寄ってくる。
「みずき、お前なぁ…」
みずき?どっかで聞いたことのある名前だけど…。
頭をかきむしった柊二くんが、申し訳なさそうに引き合わせてくれた子は
「初音さん、こいつ高校の後輩で…」
「はじめまして。片山瑞希といいます」
かたやまみずき!
ええええっ、女子じゃなかったの!?
混乱した私の手から、食べかけの肉まんがコロンと落ちた。