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初音さんの二十日間
第10章 青春への乱入!
「あのー、込み入った話みたいだし、私は遠慮しましょうか?」
重苦しさに耐えきれず言ってみたのだけれど
「ごめんなさい、初音さん。出来れば居てください」
シリアスな柊二くんにヒビってしまい、上げかけた腰をイスに戻した。ひいい、どうしましょう。
「こいつと俺……付き合っていました」
ダーーーーーーー!!!!
待って待って待って!!!!
脳がついていけてない!!!!
付き合うって、いわゆる男女交際的な?
ああ、女子じゃないからなんて言うんだ?
ビ、BLってやつでしょうか?神様!
そっち方面全然免疫ないしどうしたら!
「でも別れようって話をしたんです。けどこいつが納得してくれなくて」
「だっていきなり電話で、しかも理由もハッキリしないのに別れるなんてそんなの無理だよ!」
はらはらと涙をこぼす瑞希くんは、そこらの女子よりもずっと可憐に見えるから厄介だ。
重苦しさに耐えきれず言ってみたのだけれど
「ごめんなさい、初音さん。出来れば居てください」
シリアスな柊二くんにヒビってしまい、上げかけた腰をイスに戻した。ひいい、どうしましょう。
「こいつと俺……付き合っていました」
ダーーーーーーー!!!!
待って待って待って!!!!
脳がついていけてない!!!!
付き合うって、いわゆる男女交際的な?
ああ、女子じゃないからなんて言うんだ?
ビ、BLってやつでしょうか?神様!
そっち方面全然免疫ないしどうしたら!
「でも別れようって話をしたんです。けどこいつが納得してくれなくて」
「だっていきなり電話で、しかも理由もハッキリしないのに別れるなんてそんなの無理だよ!」
はらはらと涙をこぼす瑞希くんは、そこらの女子よりもずっと可憐に見えるから厄介だ。