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第10章 青春への乱入！

「きゃーー！それで!?」

「先輩、寝ぼけてたのか僕のこと抱き寄せてくれたから…」

「いやーん、ディープな感じでしちゃったのね？」

「はい、僕はファーストキスだったんですけど」

はにかんで赤くなる瑞希くんはとても可愛らしい。こんな子なら甘い気持ちになってしまうこともあるだろう。
柊二くんも盛大に照れているのか、テーブルに突っ伏してしまった。まったく可愛いやつらだな。

「あん時の俺、鎮痛剤のせいでぼんやりしてたからな」

「そうそう、でもしっかり下の方が反応してた」

「だってそりゃーさ、健康な男子としては刺激に対して受けて立とうとなるわな」

「えっ？それでまさか、しちゃったの!?」

あらやだ、お姉さんたら思わず下世話な質問しちゃった。すっかりこの子たちのペースに巻かれてるわ！