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初音さんの二十日間
第10章 青春への乱入!
「抱き締めたら男の癖に華奢な肩で…なんだか変な気持ちになったんだよ。あ、俺、こいつのことそういうふうに好きだったのかなぁ?って」
「男女間でもあるよね。カラダが先で気持ちがあとから付いてくることって」
私と山辺もそうだった。
「俺は正直、よくわかんなくなっちゃって…」
「自分の気持ちが?」
「うん。だって俺は今まで女の子しか好きにならなかったし…。男同士で…なんて考えたことなくて。それなのにあの日、瑞希に…その…口でしてもらったのがすげぇよくて…」
「僕も同じモノが付いてるんだもん。気持ちいいポイントはよくわかってるし。何より、先輩のイキ顔見たかったし」
「お前、俺の顔見てたわけ? うわー、ちょー恥ずかしいだろが!」
ふわ!私も柊二くんのイキ顔見たい!うへへ。
ああでもそうか、すげぇよかったのか。
今更ながらに、瑞希くんは私のライバルなのかしら?と気付く。なんだか普通の女子よりも手強い気がしてきちゃった。困ったな、私ヘタだし。
「男女間でもあるよね。カラダが先で気持ちがあとから付いてくることって」
私と山辺もそうだった。
「俺は正直、よくわかんなくなっちゃって…」
「自分の気持ちが?」
「うん。だって俺は今まで女の子しか好きにならなかったし…。男同士で…なんて考えたことなくて。それなのにあの日、瑞希に…その…口でしてもらったのがすげぇよくて…」
「僕も同じモノが付いてるんだもん。気持ちいいポイントはよくわかってるし。何より、先輩のイキ顔見たかったし」
「お前、俺の顔見てたわけ? うわー、ちょー恥ずかしいだろが!」
ふわ!私も柊二くんのイキ顔見たい!うへへ。
ああでもそうか、すげぇよかったのか。
今更ながらに、瑞希くんは私のライバルなのかしら?と気付く。なんだか普通の女子よりも手強い気がしてきちゃった。困ったな、私ヘタだし。