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初音さんの二十日間
第11章 オン・ザ・ベッド
まだ自由な絡まっていない脚で後ろ蹴りしてなんとかカラダを引き剥がす。えいやーと這い出て上半身を起こした。

「もう! 年上からかうのやめてくれる?」

「…ごめん。からかってるわけじゃなくて」

「言葉は足らないし行動は前に出すぎだし、わけわかんないよ」

「んー……と」

私を見上げた顔を枕に埋めて




「………月が…」




くぐもった声が聞き取れない。

「はい?」





「………月が…綺麗です、ね」





はぁあ?
耳どころか首筋まで真っ赤にして、なに言ってんの?

「大丈夫か? まだ昼間だぞ。月は出てないぞ」

「もう! 初音さん日文出身でしょ! なんでわかんないの何を勉強してきたの!? 今すぐググれバカッ!」

なんでそんな怒ってんの!? つうか、ずいぶんと失礼じゃない!? 一夜漬けながらちゃんと日本文学を学んだつもりよ四年間っ!

枕元のスマホを取ってはたと気づいた。
日本文学?


あ、まさか!?





「!!!!!」





マジで言ってんのっ!?

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