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初音さんの二十日間
第12章 口は幸いの元?

「課長、やはり結城さんを内勤にしておくの、もったいないですよ」
「…あー、うむ、そうね」
「…なんのことでしょうか?」
話の流れが明後日方向なのに気付き、青ざめた。
「あー、こないだのね加藤商事さんへのプレゼン資料。目を通した部長がえらく感心してね。あー、作ったのは誰だ?とね」
「はぁ」
「結城さんだと伝えたら、あー、先方さんへのプレゼンに連れていけと仰ってね」
「クチコミの効果率とネットへの仕掛け方の提案を部長が感心されてね。あれは結城さんの案だったものね」
目を白黒させる私に向かって諭すように話す峰山係長は、まるで小学校の先生みたいで自然と上目使いになってしまう。ああやだ。
「でも、だからと言って…」
突然の話に私は混乱していた。話が全然飲み込めない。
「あーまぁね、急な話なんだけど、月曜の加藤商事さんへのプレゼンね、峰山くんに同行して勉強してくるように」
なぬぅうう???
「…あー、うむ、そうね」
「…なんのことでしょうか?」
話の流れが明後日方向なのに気付き、青ざめた。
「あー、こないだのね加藤商事さんへのプレゼン資料。目を通した部長がえらく感心してね。あー、作ったのは誰だ?とね」
「はぁ」
「結城さんだと伝えたら、あー、先方さんへのプレゼンに連れていけと仰ってね」
「クチコミの効果率とネットへの仕掛け方の提案を部長が感心されてね。あれは結城さんの案だったものね」
目を白黒させる私に向かって諭すように話す峰山係長は、まるで小学校の先生みたいで自然と上目使いになってしまう。ああやだ。
「でも、だからと言って…」
突然の話に私は混乱していた。話が全然飲み込めない。
「あーまぁね、急な話なんだけど、月曜の加藤商事さんへのプレゼンね、峰山くんに同行して勉強してくるように」
なぬぅうう???

