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純の恋人
第2章 三人の男
「ぁ……や、服、濡れちゃう……っ」
薄い布越しに感じる熱は、いつもより熱い気がする。田中さんの唾液を含んで、病衣はそこだけ色が濃くなっていた。
「いい光景。ずっとこうしていたい……」
田中さんが寂しげな顔を浮かべたのは、これが最後だった。吹っ切るように私の胸を布越しに甘噛みすると、舌で乳首を転がしながら食む。
「あんっ、ん……」
田中さんは私をベッドから引きずり出すと、膝の上に対面する形で座らせる。そしてもう片方の胸も同じように舐めながら、唾液で濡れたそこも指で責めた。
黙って座っている事なんか出来なくて、私はつい身を捩ってしまう。すると彼の膝にちょうど股を擦りつけるようになってしまって、ますます痴女になる。見えないけれど、間違いなく下着は濡れて滲んでいる。薄い病衣を越えて、彼の履いているジーンズを汚すのも時間の問題だった。
「駄目、こんなっ……んんっ」
「大丈夫、もっと良くするから」
何が大丈夫なのか、田中さんは膝を揺らし、私に新たな刺激を与えてくる。私は足を広げそれをより深く受け入れると、自分も腰を振り律動を求めた。