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純の恋人
第2章 三人の男
ジーンズ越しでも、彼の股の間が盛り上がってくるのは分かる。浮かんだ疑問を訊ねるより、私の欠けた穴は今、それを求めて止まなかった。
「純、ここに手を付いて、お尻向けて」
田中さんは私の手を窓枠に付かせると、下着を下ろし、背後から下半身に触れる。窓にもカーテンはあるけれど、それは閉めないまま。八階にあるこの部屋をわざわざ凝視して見つける人はいないだろうけど、こちらからは行き交う人達が丸見えだった。
「純のここ、すごく熱い。全然触らなくても、すぐ飲み込めそうだな」
私の割れ目を前後になぞりながら、田中さんは耳を舐める。すぐそこで聞こえる水音は、脳を直接犯されているようだった。
そして割れ目も漂っていた指が、淫核に伸びる。腫れぼったいそれに触れられるだけで、私は意識を飛ばしてしまいそうだった。
「あっ、あ……ふ、んん」
田中さんはもう片方の指を私の口の中に突っ込み、舐めさせる。声を塞ぐ代わりなんだろうけれど、それもまたいやらしくて興奮を呼んでしまう。私はまるで陰茎を舐めるかのように舌を這わせ、綺麗に整えられた爪先を吸った。