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桃尻娘はpeachpie🍑
第8章 真事実
大会当日、桃子は体調万全だった。

土曜日の早朝の電車は空いていた。

「これなら痴漢もいないわね。一人でも安心だわ。」
思った通りに痴漢には遭遇しなかった。

学校に着き、準備をして大会会場に行った。

桃子たちは精一杯演技をしたが、残念ながら優勝を逃し
全国大会へは行けなかったのだ。

三年生は悔し涙で泣き崩れていた。
二年生の桃子も悔しくて泣いてしまった。

大会には松本も来てくれていた。
「かっこよかったよ。俺の中では一番だったよ」
とラインに慰めの言葉を送ってくれた。

学校で片付けをし、帰りは夕方になってしまった。
クタクタに疲れながら桃子は友達友達帰った。

いつもは塾に寄る為に一緒に帰れなくなった友達は、今日は塾は休みということだった。

一緒に電車に乗ると、電車は混み合っていた。
今日の反省など友達と話していると、友達の様子が変になった。

口で「ち・か・ん」と言っていた。
桃子は友達の背後にいる人たちをジッと見ていた。

そして友達の腰に手を回し、触れていた手を抓った。
顔を歪ませた男がいた。
抓った手をもう一度強く抓ると、顔を歪ませて肩が動いた人がいた。

「触らないでください!」
桃子はその男を睨みつけながら叫んだ。

男はキョロキョロしながら、自分じゃないアピールをしていた。

友達の立ち位置をずらし、桃子は
「自分をいつも触っていたのはこの人かしら…」

電車に乗っている間中その男を睨みつけていた。

桃子が電車を降りても、その男は降りる気配は無かった。
桃子は、少しホッとして自宅に向かった。

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