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桃尻娘はpeachpie🍑
第8章 真事実
「桃子、夕食ができたわよ。」
母親が桃子を呼んだ。

母親の顔を見るのはいい気持がしなかった。
ベッドの中で寝た振りをしていた。

寝た振りをして、母親を無視していると、玄関のチャイムが鳴った。
玄関ドアを開ける音がして、誰かが来たようだった。

暫くすると、桃子の部屋のドアをノックする音がした。
桃子は布団を被り壁側に体を向けた。

「桃子?入るわよ…。あら、寝ていたのね。桃子、南條さんが来てくれたわよ。」

母親は桃子の部屋に入り、桃子を布団の上からトントンと叩いた。

顔も見たくない二人だ…

「桃子、起きて。」

仕方なく桃子は布団を捲り、体を起こした。

「南條さんが来てくれたわ。」
そう言い、母親は部屋から出て行き、南條がベッドの傍に来た。

「桃ちゃん、俺と薫さんがセックスしているのを見たんだろ?」

「え?そ…そんな事していたの?知らなかったわ。」
バレていたのか…

「薫さんは、最高の女性だよ。素敵だよ。」

「ママを好きなの?」
桃子は壁を見ながら南條に尋ねた。

「勿論だよ。大好きだよ。」

「ふーん。結婚でもするの?」

「え?結婚?しないよ。薫さんは恋人がいるし。俺は桃ちゃんがいるし。」

「は?意味わかんないんですけど。」
母親に恋人がいるのには驚いた。
恋人がいるのに南條とセックスを楽しむなんて事にも驚いていた。



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