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桃尻娘はpeachpie🍑
第8章 真事実
エレベーターが上に上がってくる気配がした。
南條は慌てて桃子の足を下ろし、Tシャツを下ろした。
エレベーターが開くと、南條の隣家に住む老夫婦が帰宅した。

「こんばんは。今日も暑かったですね。」
と南條が営業的な笑顔で挨拶をすると
老夫婦はジロリと南條と桃子を見たが、ニコリとして

「こんばんは、暑かったですね。」
と返答して家に入って行った。

そして、南條の家のドアが開き
「秀樹?どうしたの?」

彼女が家から出てきた。

「あら、この間の?中に入って頂いたら?」
チラリと桃子を見て南條に言った。

「ん…そうだな…。」

「ありがとう。南條さん、あの問題はもう分かったからいいの。」
桃子はそう言いエレベーターに乗った。

南條は後を追いたかったが彼女の手前、そんなことが出来ずに部屋に戻って行った。


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